小規模M&A案件はビジネスの基礎を見直します

皆さん、こんにちは。

今日は、中小企業買収後の様々なチャレンジについて、私たちの経験をシェアしたいと思います。

当社の場合、小型案件を中心に取り扱っております。(特にビジネスコンシェルジュサービス内において)

ビジネスコンシェルジュサービスとは、ビジネスに限らず、アメリカ企業進出に関するあらゆる事柄について、潜在的な痒みを痒みになる前に解決するサービスです。スムーズに物事を進めるためにあらゆる計画と検証を行い、クライアント様がホテルで快適に過ごせるようにするホテルコンシェルジュのようなサービスです。

そのため、できる限りの計画と検証、そしてきめ細やかな実行業務が求められます。

小型M&A案件における買収後の引継ぎ、事業継承、事業拡大、日本親会社とのシナジーの構築には、中規模・大規模M&Aでは見られない様なビジネスの基礎的な部分の見直しからスタートすることも少なくありません。

まずは経理、総務、法務などを含むあらゆるバックオフィス業務を見直すことになります。

そして、リーダーシップ形態から始まるビジネスオペレーションサイクルを見直すことも多々あります。なぜなら小規模な案件は、オーナー社長によって運営されビジネスが継続するためにそのオーナー社長の存在が不可欠である場合が多い為です。(しかし小型M&Aが完了すると、オーナー社長は引退してしまいます。)つまり一般的な上場企業と違い、しっかりとした組織化がなされておらず、また、各業務のプロフェッショナルが存在しないという場合も多いです。

それ故に小型M&A案件を取扱う場合は、何を置いてもまずはビジネスとしての基本を見直し基礎を構築する必要性があることをご理解ください。

なお、当社のビジネスコンシェルジュサービス内では、様々な事柄をカバーし丁寧にご説明いたしますので、ビジネスサイズにかかわらず、新規アメリカ事業部の方やアメリカでビジネスを始めたい方など幅広くご利用いただくことが可能です。私たちは、皆様に当社サービスを経験していただける日が来ることを楽しみにしております。 

今後のブログでは、ケーススタディの様に、当社が経験した様々な状況をご紹介したいとおもいます。

えっ、そんなことが可能なの?

えっ、そんな会社を買収するのって難しいの? 

など、びっくりするようなおかしなことも年がら年中起こります。

そのびっくりのケーススタディの第一弾は、今年の後半に私のブログで紹介する予定ですので、お楽しみに。