私たちが考える理想のリーダー像

皆さん、こんにちは。

今回は、ビジネス・リーダーシップについてのアイデアをシェアしたいと思います。

一言でビジネス・リーダーシップといっても、抽象的なアイデアから実務レベルまで、さまざまな要素が存在します。そして、それを行う者によってもさまざまなスタイルがあります。今回はその中でも「抽象的なアイデア」という観点から、私たちが持つリーダー像についてお話したいと思います。

私たちが考えるビジネスリーダー像とは、仕事の内容を十分に理解し納得した上でリーダー職を引き受け、ビジネスに関わる人々に安心感、連帯感、信頼感、達成感を与えまた共感する人です。

例えば社員パーティーの際に最後に料理に手を付け最後まで後片付けをするような、周りの環境に対し常に自身のリーダーシップポジションを感謝できるような人物です。

また、そういったリーダーの考え方は、社員だけでなく、お客様や取引業者などビジネスに関連する全ての方に対する気持ちに共通します。

※とはいえ、私たちはリーダーが皆多忙であることを理解しています。その中で社員を正しく導くことは非常に難儀なものであることも知っています。リーダーに対しスーパーマンであれと表現しているのではなく、あくまで私たちが信じている(あるいは思い描いている、夢見ている)イメージであることをお断りさせて頂きます。

人間は動物ですから、自分が宇宙の中心であるかのように動いてしまいます。他人のことよりも自分のことが気になってしまうのは当然のことです。

私たちも自分たちが信じるこのようなリーダーシップ像には、頭で理解しているつもりでもなかなか辿り着けません。

更にリーダーが抱える矛盾についてお話しします。

ビジネスにおけるリーダーの最初の仕事はお金をつくることですが、最終的な使命は周囲を導くことです。お金をつくるという自己(自社)のための行為と、周囲を導くという他者の為の行為。リーダー職は常にこの点の矛盾にさらされています。

この矛盾の中で、自己を律し(動物の本能に打ち勝ち)ビジネスに関わる全ての人々に安心感、連帯感、信頼感、達成感を与えられるリーダーになりたいものです。