アメリカにおけるM&A市場の特徴は?M&A先進国ゆえの利点に迫る

M&A先進国と言われるアメリカのビジネス市場にはさまざまな特徴を持っています。

それはアメリカと日本のビジネスそのものの違いとも関わってくるだけにM&Aへの進出を検討している企業にとっては重要なポイントにもなってくるでしょう。

アメリカはM&A先進国

アメリカはM&A先進国と言われています。

そもそも21世紀に入ってから日本で積極的なM&Aが展開されるようになったのもそんなアメリカの影響を受けてのものといってよいでしょう。

しかし企業の買収というM&Aの基本的な部分については影響を受けている一方、その仕組みや傾向などについては日本とアメリカでは異なる部分が多々見られます。

アメリカM&Aはスピード感が違う!

ではアメリカのM&Aにはどのような特徴と利点があるのか?

その最大のポイントといえるのが「スピード感」です。

日本におけるM&Aといえばとかく条件交渉などに時間をかけることが多く、延々と話し合いを続けた挙げ句結果的に物別れに終わってしまうこともしばしば。

しかしアメリカではスピード感をとにかく重視しており、日本人の感覚からするとあっという間に思えるほどの速さで買収や合併などが行われています。

そもそもM&Aとはある企業が新しい分野に進出するとき、逆にすでにあった部門を生産しようと思ったときに速やかに行える手段として広まったものです。

将来性が見込めるジャンルにいち早く進出し足がかりを作るためにすでにノウハウがある会社や部署を買収する。このM&Aの基本的なコンセプトから考えてもスピード感が必要なのは明らか。

アメリカ市場ではその基本が重視されている傾向が強いのです。

アメリカM&Aは事業規模を問わない

また事業の規模を問わず会社の規模を拡大していく目論見の一貫としてM&Aが積極的に行われているのもアメリカの特徴です。

近年ではようやく日本でも中小規模クラスの事業者の間でM&Aの利点や重要性が認知されるようになりましたが、まだまだ「大企業がお金の力で既存の企業を傘下に入れる」というイメージが強いようです。

アメリカのビジネスシーンではM&Aが「文化」と言ってもよいほど身近な形で浸透しており、事業の規模を問わず新しい分野への進出や規模の拡大を目的にM&Aが積極的に行われています。

この点でも会社の規模を拡大するために時間や手間をかけることなくスピード感を持って行えるため、急成長する企業が少なくないのです。

アメリカM&Aはドライ!

もうひとつの特徴と利点としては感情的な面が少なく、良い意味でドライに交渉を行っていく傾向が強い点です。

日本では敵対的買収や買収される企業は「事業が立ち行かないくらい落ちぶれてしまった」といったマイナスイメージが持たれがちですが、アメリカではデータを基準にしたうえで感情を交えずにM&Aが行われます。

売る方も買う方も双方が得をするからこそ合意に達するわけです。

こうしたアメリカのM&Aの特徴が日本にはない市場のスピード感と柔軟性を生み出している理由の一つなのでしょう。

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