やっぱり、投資回収が早い案件が良い案件です。下記の条件が揃っていれば良い案件と思います。

1. 創業10年以上（長ければ長いほど、事業継続の成功確率が増します。）

2. 従業員10名以上（オーナーに依存せず、運営できていれば成長の可能性も増します。）

3. 買収後に売却者の元オーナーがいなくなっても、売却先企業を

   運営できる社員がいる

4. 買収価格：純利益の5倍以下

5. 運転資金：年間売上の2ヶ月分以上（殆どのスモールビジネスは売掛金回収サイクルが45日くらいのため）

スモールビジネスの買収はユニコーン企業への投資とは違い、何十倍や数百倍の投資回収率は見込めません。しかし、事業投資として年間20％以上の投資回収率が見込めれば良い案件だと思います。

したがって、買収資金（融資可能金額）が＄2millionの場合。おすすめは、

1. 創業年：2013年

2. 従業員数：15名以上

3. 買収価格：＄2million

4. 過去3年平均純利益：＄40万

5. 運転資金保有額：売上金が＄4millionとすると、＄67万（$4million / 12Months X 2Months.)

7年ローンが組めれば、毎年の支払いは約＄30万くらいなので、年間＄10万くらいが御社への税引前配当額となるイメージです。

アメリカはインフレがあり、給与もインフレに近い％で上がっていきます。その分、コストも上がってまいりますので、売り上げも通常のインフレに近い％では上がっていくケースが多いです。

プラスアルファーで御社の商才を発揮して年間数％の成長率を実現すれば、数年でローン完済も可能です。