-騙されて高値で買わされるのではないか?-
Anser信頼できる現地パートナーが解決
売り手はいつでもできるだけ高く売りたいと考えています。
これはアメリカのM&Aに限ったことではなくどんな取引でも言えることです。
あらゆる商取引の現場で売り手と買い手の駆け引きが行われているのです。
であるのであれば「騙されないか」という点ではなく「駆け引きで強くなるためには」ということを考えるべきです。
売り手と駆け引きが対等以上にできる状況であれば騙されるなどということもなくなります。
例えば不動産取引を例に考えてみましょう。
不動産の高値掴みは、買い手が相場を知らない場合に起こりやすいです。
(この対策に地域の相場に長けた不動産仲介業者の知識に頼ることになります。)
M&Aの現場でもこれと同じことがいえます。
「企業の正当な価値」を精査できない場合、相手方に交渉をコントロールされてしまうからです。
これまで日本企業が海外案件を高掴みしてきたと揶揄される背景には、日本企業の精査能力不足が原因であったということは想像に難くありません。
海外現地のビジネス文化・特色を理解しない者が財務資料だけを判断していたかも知れません。
さて、ではこれを解消するためにはどうすればよいのでしょうか。
不動産の例と同じです。
現地の慣習を良く知るパートナーが大きな助力となるのです。
現地慣習と企業価値評価の両方を知る者が、買手に対し売り手と対等な交渉力を提供してくれるのでしょう。